凍ヱ死二
ニセコを越えて小樽へ。高山地帯、早朝、おまけに霧雨。寒さで凍え死にそうになる。指の感覚がしびれはじめてだんだんと鈍麻してくる。気温はたぶん15度ぐらい、体感気温は5度というところか。防水仕様ではないグローブなので輪をかけて寒い。
一度三沢のあたりで同じような目にあって、冷房がガンガンかかっているコンビニで肉まんを買ったあと外でぬくい風を受け体中ふるわせながら食べたことがあったけれど、今回はそれ以上の酷さだった。
そうこうしているうちに坂は下りに転じ、速度を上げてさらに凍えながら一気に抜けるか、ゆっくりと少しずつ凍えながら抜けるかを選ぶことになる。さんざん迷った末に結局法定速度遵守というしようもない走りかたをしてしまった。
まあ日が昇るにつれて霧が吹き払われて温度が上がったので救われたのだけれど、いいかげん防寒着が必要だということを痛感する。
このあたりになると同じようなバカをやっている連中の間では少数民族のごとき連帯感がうまれるようになる。対向したときは手を振ったりお辞儀をしたり、併走しているときにはまったりと話したりもする。
「そちら(僕が来た方向)は雨でした?」
「ええ、かなり」
「そうですか、うーん」
「そちら(相手が走ってきた方向)はどうです?」
「こちらもかなり」
「はぁ」
「…」
「…」
「ちょっと話でもしてましょうか」
「そうですね」
ときたもんだ。
大抵は大洗からフェリーで来た大型中型で、たまに原付、ごくまれに自転車。自転車も意外に多く、大間からのフェリーに同乗したフィーチャリングはちくろなチャリダーの学生さんとまったり話をしてマイミクにもなった。よろしく(^-^)/
とにかく北海道は寒い。小樽にも一応海水浴場はあるようだが、夏だからってバカにしちゃいけない。あうー。